鍵トラブルコラム

家の鍵交換の基礎知識!タイミング・方法・費用などをご紹介

公開日:2021.12.15

更新日:2022.03.15

今は問題なく使えている鍵も、いつ使用できなくなるかはわかりません。そのため、適切な鍵交換のタイミングを知っておくことが必要です。こちらでは、鍵交換をするタイミング、交換にかかる費用や方法などの基礎知識をご説明します。

家の鍵はどんなときに交換する?

既に備え付けられている鍵を交換しようと思うことは、あまりないかもしれません。しかし、適切なタイミングで鍵を交換しなければ、トラブルに発展することも考えられます。以下では、家の鍵の交換を検討していただきたいタイミングをご紹介します。

セキュリティが心配なとき

備え付けの鍵に、十分な防犯性能があるとは限りません。そのため、治安があまり良くない地域に住んでいる場合は、念のために防犯性の高い鍵への交換がおすすめです。また、近隣で侵入犯罪が起きており、まだ犯人が捕まっていない場合や、解決済みだったとしても心配な場合には、安心・安全のために鍵の交換を検討しても良いでしょう。

鍵の紛失時

鍵を紛失して合鍵がない場合は、鍵の作成が必要です。鍵の交換は必須ではありませんが、この際に懸念されるのは「紛失した鍵を誰かに拾われている可能性」です。

鍵を紛失した際に家の鍵を交換しないことは、鍵を拾った何者かが家に侵入できる状況を作り出していることにもなります。そのため、鍵を紛失した場合は、開錠や鍵の作成だけで安心せず、鍵の交換も行うことがおすすめです。

鍵が回りにくくなっているとき

鍵を鍵穴に入れて回そうとした時に「ひっかかる感覚があり、うまく回らない……」といった経験はないでしょうか。数年使用していくうちに、鍵穴には少しずつゴミやホコリが溜まっていくものです。そうすると鍵が回りにくい状態になります。また、鍵が摩耗して削れている場合も、鍵が回りにくい原因です。

鍵穴は掃除や油をさすなどでメンテナンスができ、鍵の摩耗は新しく鍵を作成することで対処できます。しかし、長く使用している場合は経年劣化が原因の可能性があるため、鍵ごと交換をしても良いでしょう。

引っ越し時

引っ越しで新しい賃貸住宅に引っ越してきた場合、通常は鍵の交換を行います。これは、前入居者の侵入を防止し、セキュリティを高めるためです。契約時に管理会社・不動産会社・大家さんから鍵の交換を案内されます。鍵の交換費用は、基本的に入居者負担です。鍵交換をしたくない場合は交渉することもできますが、認められるケースは少ないでしょう。

使用開始してから長期間経過しているとき

施錠に問題が起きていない場合でも、定期的な鍵の交換が必要です。鍵は、摩擦、サビなどで少しずつ劣化していきます。長年使用して劣化した鍵を放置していると、突然鍵が回らなくなるケースも少なくありません。一般的に、鍵の寿命は10年程度だと考えられています。使用開始してから10年程度経過している場合は、新しい鍵への交換を検討しましょう。

鍵を交換する方法

鍵を交換する場合、どんな方法があるのでしょうか。以下では、代表的な方法である「業者への依頼」「自分での交換」についてご紹介します。

業者に依頼する

鍵の専門業者に相談すれば、鍵の交換作業を実施してもらえます。現場まで駆けつけて鍵の種類を確認し作業をしてくれるので、依頼者側に専門的な知識は必要ありません。また、経験豊富な作業員が担当するので、工事はスムーズに終わります。作業の確実性が高い点や、施工ミスもなく防犯性が保たれる点もメリットです。

ただし、部品代や工賃などの費用が発生します。こうしたデメリットはありますが、安全性や確実性から、業者への依頼は一般的な鍵の交換方法として主流です。

自分で交換する

部品や工具などを用意すれば、自分で交換することも可能です。業者に依頼した場合と比較して、工賃を抑えることができます。

ただし、作業に求められる知識や技術から、実際には交換できる鍵の種類は限定されます。部品の紛失や破損が起きた場合は、費用がかさんでしまうでしょう。また、作業が完了したとしても施工内容が間違っている可能性があるため、防犯性も保証されません。

結論を言えば、自分で交換することは理論上可能です。しかし、確実な防犯性を求める点からはおすすめはできません。

鍵の交換費用

業者に鍵の交換を依頼した場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか。一般的な鍵の交換費用をご案内します。

鍵を紛失した場合

鍵を紛失した場合、シリンダー交換の作業が行われます。作業費の目安は8,000円程度が相場です。依頼する業者やシリンダーの種類によって費用が変わるため、業者の見積内容を確認してください。

鍵が壊れた場合

鍵が破損した場合、鍵の作成費用が発生します。錠前本体、シリンダーなどが破損している場合は、紛失時と同様の費用が発生します。破損部位によって発生費用が異なるため、まずは業者を依頼してみましょう。

鍵の種類と交換費用

鍵には複数の種類があり、それぞれ交換費用が異なります。以下では、種類ごとの鍵の特徴と交換費用についてご紹介します。

・ピンシリンダー・ディスクシリンダー

ピンシリンダーの鍵とは、片側にギザギザの山がある鍵のことです。ディスクシリンダーの鍵には、その山が両側にあります。以前はピッキングに弱い構造になっていましたが、現在各メーカーが提供している製品は、対策が施されています。

作業費:7,980円~

・ディンプルキーシリンダー

ディンプルキーとは、表面な細かなくぼみが配置されている鍵のこと。ピンシリンダーと同じタイプに分類されますが、複雑な向上から防犯性が大幅に向上しています。

ディンプルキーとは、表面な細かなくぼみが配置されている鍵のこと。ピンシリンダーと同じタイプに分類されますが、複雑な向上から防犯性が大幅に向上しています。

作業費:16,000円~

・ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダーとは、鍵の挿入によって内部のタンブラーが回転するように設計されているシリンダーです。ディスクシリンダーの改良タイプであり、ロッキングバーという部品を装着することで、ピッキングに対する防犯性を向上させています。

作業費:16,000円~

・プッシュプル錠

プッシュプル錠とは、グリップ状のハンドルを押し引きして開閉するタイプの鍵です。内側からはハンドルを引くことで、外側からは引くことで開くことができます。押し・引きの単純な動作のみで開閉できる点が特徴です。

作業費:7,980円~

・ドアノブ・インテグラル錠

鍵付きのドアノブを交換することもあります。一般的にドアノブに使用されているのはインテグラル錠です。

作業費:7,980円~

・引き戸錠

引き戸に設置する鍵は、引き戸の両端に設置するタイプと2枚の引き戸の中心に設置するタイプが代表的です。

作業費:10,000円~

・装飾錠

装飾錠とは、つまみを親指で押し込み施錠するタイプの鍵のことです。サムラッチ錠とも呼ばれています。古い一軒家に設置されていることが多く、最近の住宅で使用されることは少ないです。その名のとおり、装飾が施されている点が特徴になります。

作業費:26,000円~

ご紹介した料金はあくまで目安になるため、実際に鍵交換を行なう場合は鍵の交換業者に問い合わせましょう。作業前に費用を知っておくことで、安心して鍵交換の依頼ができます。

自分で鍵を交換する方法

業者に鍵の交換を依頼すると、費用面がネックになると考える方もいるかと思います。そのため、見積もりを依頼して少し高いと感じた場合は、自分で交換することを検討するかもしれません。ですが、上述したとおり、基本的には鍵の専門業者の利用をおすすめします。

以下では、自分で鍵を交換する場合に必要な部品や道具、具体的な作業手順についてご紹介します。

鍵交換に必要な部品と道具

まずは、以下でご紹介している物を用意しましょう。いずれも、ホームセンターなどで揃えることができます。お店まで足を運ぶのが難しい場合は、インターネット通販の利用がおすすめです。間違った部品と道具を購入しないように注意しましょう。

部品

交換に必要な部品の代表格は錠前です。設置する場所に対して、適切な錠前を購入する必要があります。具体的には、以下の4点を意識して錠前を選んでください。

・ドアの厚み

・フロントプレートの長さ

・ビスピッチ

・バックセットの距離

ドアの厚みを計測する際は、計測するスケール・メジャーなどが斜めにならないように注意しましょう。フロントプレートとは、ドアの側面に付いている金属プレートで、製品によって長さが異なります。ビスピッチとはフロントプレートを固定するための上下ビス間の距離であり、適合していない製品を購入する固定できません。バックセットは、ドアの端からシリンダーまでの長さことです。

このようにサイズを正確に測り、同じサイズの部品を購入してください。基本的に交換前のメーカーと同じメーカーの製品から選ぶと間違えありません。

工具

鍵の交換には、プラスドライバーやマイナスドライバーといった基本的な工具があれば十分です。作業の内容によっては、ペンチがあると便利です。また、工具を使用する際は、手を怪我しないように軍手をしてから作業を行いましょう。

鍵を交換する手順

実際の鍵交換作業は、一般的に以下のような手順で進めます。

➀部品の取り外し

ドアを開け、フロントプレートの上下に付いているビスをプラスドライバーで外します。取り外しの際は、ビスの場所などを覚えておくと取り付けの作業がスムーズです。

➁ピンの除去

シリンダーを交換するためには、ピンを抜く必要があります。シリンダーが落ちないように手で固定しながら、上下のピンを抜きましょう。マイナスドライバーで抜くことができますが、少し難しく感じる場合はペンチを使用してください。

ピンを抜く際は、室外側の上下2本のみを抜くように注意しましょう。すべてのピンを外すとケースがドア内部に落ち、復旧が難しくなってしまいます。

ピンを適切に除去すれば、シリンダーを交換可能です。ドアを破損しないように気をつけながら、シリンダーを取り外してください。

➂シリンダーの取り付け

古いシリンダーを外した場所に、新しく購入したシリンダーをはめ込んでください。少し押し込むようにして、はめ込んでいく必要があります。続いて上下のピンを差し込み、シリンダーを固定しましょう。続いてフロントプレートをビスで固定します。基本的に、取り外しと逆の手順で行えば問題ありません。

➃動作確認

最後に、施工が正しく行われている動作確認を行います。ドアを開けた状態で、ドア固定のためのデッドボルトが正しく出ているか、鍵による施錠開錠が正しくできるか、といったポイントを確認してください。また、動作に異常があった場合にドアが開かなくなることも考えられるため、必ずドアを開けた状態で確認作業を行いましょう。

動作が不自然に感じる場合は、部品の取り付けをミスしている可能性があります。マニュアルの再確認やビスの締め直しを行ってください。どうしても不安な場合は、業者に相談しましょう。

鍵交換の注意点

鍵交換をする前に、以下のような注意点を知っておきましょう。

賃貸の鍵交換は確認が必要

賃貸物件の鍵は、入居者の独断で交換できません。賃貸物件に最初から設置されているものは、貸主に所有権があります。鍵も例外ではありません。

そのため、交換する場合は大家さんや管理会社に必ず確認しましょう。また、入居後の防犯性への不安、もしくは鍵の紛失によって鍵を交換する場合は、入居者が費用を負担する必要があります。退去時には原状回復が求められる場合があるため、交換前の鍵を保管しておいてください。

自分での鍵交換はリスクがある

自力で鍵を交換するのはおすすめできません。自分での鍵交換のリスクについて、おさらいしていきましょう。

無駄な出費につながるケースがある

自分で鍵を交換しようとする場合、知識が少ないため必要な工具や部品がわからず、不要なものを購入してしまうことも考えられます。作業中に部品をなくしてしまった場合は、追加で購入が必要です。また、錠前の選択を誤り、再度購入することになってしまうケースもあります。結果的に、業者に依頼するよりも、自分で鍵交換をするほうが高額な費用になってしまったという事態は少なくないです。

作業が上手くいかない可能性が高い

自分で調べた手順通りに作業を行っても、鍵交換が必ず成功するとは限りません。交換の最中には、繊細な作業が必要になることがあるためです。抜くピンを間違えてしまうと、初めからやり直しになってしまう事態も考えられます。過去に鍵交換の経験がある方であれば臨機応変に対処できるかもしれませんが、初めて鍵交換を行なう方が対処することは難しいでしょう。

防犯性に不安が残る

自分で鍵交換をして問題なく使用できていても、気づかない欠陥が隠されている場合があります。特に防犯性に関わる欠陥を気づかずに放置しておくのは危険です。自分で交換すると、こうした通常の使用上はわからない欠陥が残されてしまう場合があります。せっかく防犯性の高い鍵に交換しても、効果が発揮できません。

鍵交換は業者に依頼するのが安心

鍵交換をしても、不安が残るようであれば意味がありません。鍵を交換する場合は、やはり業者に依頼することが安心です。

専門業者に依頼するメリット

専門業者に鍵交換を依頼するメリットをご紹介します。

確実さ

専門業者の作業員は、鍵の作成、開錠、交換に関して必要な知識・技術を持っています。選択する部品選びや取り付けの方法が確実です。

そのため、基本的に作業が失敗することや、作業後の鍵に欠陥が残ることは考えられません。また、通常の業者であれば、作業後のアフターケアや保証のサービスを行っているため、問題があれば相談可能です。

少しでも自力での作業に自信がない場合は、専門業者に相談してください。優良な業者であれば、防犯性が上がる鍵への交換を提案してくれるはずです。

スピード

鍵の異常に気づいた場合は、多くの方がなるべく早く交換したいと思うでしょう。しかし、自分で行う作業はどうしても時間がかかってしまいます。部品の紛失や作業の失敗があれば、鍵を使えるまでの期間がさらに長くなってしまいます。

多くの専門業者はスピードを意識して対応してくれるため、連絡をすればすぐに現場に駆けつけてくれます。また、作業も最短20分程度で完了するため、すぐに新しい鍵を使えるようになるでしょう。

業者に依頼する際の流れ

業者に鍵交換を依頼する際の流れをご紹介します。

電話問い合わせ

現場まで来てくれる業者を探し連絡します。業者によって対応エリアが異なるため、地名で検索してみましょう。電話では、鍵交換を依頼したい旨伝えてください。この時点で費用の目安が案内されることもあります。

現場見積もり

作業員が現場に到着すると、現場見積もりが行われます。実際に鍵の状態を見てから判断をするため、電話での案内と異なる場合もあることを覚えておきましょう。

作業開始

見積もりに同意した場合は、正式に作業が始まります。作業員は鍵交換のプロのため、時間はかかりません。

支払い

作業間利用後、支払いを行います。現金が基本ですが、業者によってはクレジットカードやスマホ決済に対応していることがあります。

鍵交換業者の選び方

多くの鍵交換業者が存在していますが、どんな業者を選べば良いのでしょうか。優良な業者がほとんどですが、なかには悪徳な業者もあります。以下のようなポイントに注目して、業者選びの失敗を防いでください。

電話応対が丁寧

相談の際の電話では、対応が丁寧かどうかに注目してください。電話対応の態度が悪い場合、従業員の教育が十分ではないことが考えられます。作業員の質も悪いことが予想されるため、依頼するのはおすすめできません。

料金設定が明確

ホームページなどで、わかりやすく料金設定がまとめられている業者を選んでください。その料金で、どんな作業を行うのかを確認することが大切です。不明瞭な料金システムを記載している業者を利用すると、現場に到着してから出張費・部品代など当初案内されていなかった費用を請求されることも考えられます。

キャンセル料の有無

予定が入った、見積もりが予想以上に高かった、といった理由で作業のキャンセルを行うこともあるでしょう。業者によってはキャンセル料がかかる場合もあるため、注意しましょう。キャンセル料が発生しない業者がおすすめです。

鍵交換についてご説明しました。自分で交換する方法もありますが、くれぐれも無理をせずに鍵交換の専門業者を利用してください。また業者に依頼する際は、トラブルがないように信頼できるかどうか判断してから相談しましょう。

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