長期不在の住戸|GOALディンプルキー仕様の玄関を特殊解錠で対応

サービス内容
鍵開け
作業内容・修理箇所
鍵開け
ご依頼地域
渋谷区 恵比寿
作業時間
15分

お客様からのご依頼

「家の鍵をあけてほしくて、しばらく家に帰れていないので」と、かなり困った様子でご相談が入りました。

仕事の関係で普段あまり使ってはいないが、鍵をなくしてしまって家に入らない状況とのこと。しばらくは大丈夫だったが、そろそろ家に入れないため困ってしまうとのことで相談が入りました。

住居を所有しつつも、仕事の都合で長期間使用しないというパターンは、現代の生活様式の中で珍しくない状況です。出張先での長期滞在、地方と都市部の二拠点生活、海外赴任からの一時帰国など、複数の背景が考えられます。普段使わない住居でも、税金、光熱費の基本料金、設備のメンテナンスなどの維持費が発生するため、ある時点で立ち寄る必要が生じます。

長期間使わない鍵は、紛失していてもすぐには気づかないことがあります。財布の中に入れたまま、別の鞄に入れ替えたまま、引っ越しの際にダンボールに紛れ込んだまま、紛失の経緯が複雑になりやすい状況です。本人がいざ使おうとした瞬間に「ない」と気づくパターンとなります。

さっそく現場へ到着し、扉についていたのはGOALのディンプルキーでした。

GOAL社のディンプルキーは、現代の住宅用シリンダーとして広く採用されている高セキュリティ製品です。GOAL V18やGV(グランブイ)などのシリーズが代表的で、シリンダー内部に複数列のピンを配置した構造により、ピッキングへの耐性が高くなっています。シリンダー本体への耐ドリル素材の組み込みもあり、不正開錠への複合的な防御機構を備えた製品です。

鍵穴からのアプローチは難しいので、特殊な方法を用いて玄関解錠に挑んでいきます。

ディンプルキー仕様のシリンダーは、ピッキング工具での開錠が事実上困難な構造となっています。シリンダー内部のピンが上下左右の複数方向に配置されているため、従来のピン一列のシリンダーで使えたピッキング手法では対応できません。シリンダー側からのアプローチの代わりに、サムターン回しや扉構造を利用した特殊なアプローチが選択肢となります。

幸い、内側のサムターンは特殊な形状はしておらず、一般的なものだったので、そこまで手こずることなく解錠することができました。

サムターン回しの作業は、扉内側のサムターン(つまみ式の施錠機構)の形状によって難易度が変わります。一般的な丸形や角形のサムターンであれば、ドアスコープや郵便受けから挿入した特殊工具で比較的容易に操作できます。一方で、防犯目的で取り付けられたスイッチ式の防犯サムターンや、複雑な形状の特殊サムターンの場合、対応工具と手法が限定されます。

サムターン回しの開錠は、シリンダー本体を破壊せず、扉に大きな傷を残すこともない非破壊での対応が可能となります。賃貸物件でも持ち家でも、シリンダーをそのまま使い続けられる利点があります。

長期不在の住戸の鍵管理では、いくつかの工夫が有効となります。スペアキーを信頼できる家族や知人に預けておく、暗証番号式のキーボックスを玄関近くに設置する、定期的に立ち寄って鍵の動作確認を行うなどです。特に長期間使わないシリンダーは、内部の摩耗が均一でない状態で固着が進む可能性があるため、年に1〜2回の動作確認が予防的なメンテナンスとして有効となります。

鍵紛失からの開錠後は、紛失した鍵の所在が不明である以上、長期的な防犯の観点ではシリンダー交換が推奨されます。長期不在の住戸の場合、近隣に頻繁に出入りする人が少ないため、不正侵入のリスクは比較的低いとも言えますが、本人が次回いつ訪れるか分からない状況では、防犯対策の備えがあるほうが安心です。

二拠点生活や長期出張の方の住戸管理は、現代の生活様式に応じた柔軟な対応が求められます。鍵関連の備え、信頼できる管理業者との連携、近隣住人との関係性の構築など、複数の要素を組み合わせた仕組み作りが、長期的な住戸管理の安定につながります。

ご依頼いただきありがとうございます!

渋谷区の作業事例

事例紹介一覧を見る

6つのステップ

お問い合わせセクション

  • 0120-613-517
  • メール相談