オフィスビルの室内|機密情報保護のためピッキング防止機能付き高セキュリティ鍵へ交換

サービス内容
鍵交換
作業内容・修理箇所
室内錠の鍵交換
ご依頼地域
品川区 大崎
作業時間
40分

お客様からのご依頼

室内のセキュリティ強化のために鍵交換を行った事例です。オフィスビルのセキュリティは、従業員や重要な文書、機密情報の保護に不可欠であり、高い防犯性が求められます。

オフィスビルの室内錠は、外部からの侵入対策だけでなく、社内のアクセス管理という側面でも重要な役割を果たします。役員室、サーバールーム、人事部の書類保管庫、研究開発部門の機密エリアなど、社内でもアクセスを制限すべき場所には、相応の防犯性能を備えた錠前が必要となります。

ご依頼があった際、まずは現地に赴き、オフィスの現在の鍵とセキュリティ状況を詳細に調査しました。既存の鍵は古く、ピッキングやその他の不正アクセスに対して脆弱であることが判明しました。

築年数の経過したオフィスビルでは、初期に取り付けられた鍵が長年そのまま使われているケースが多くなります。1990年代から2000年代初頭にかけて主流だったピンタンブラー式の単純なシリンダーは、現代のピッキング手法に対する耐性が低く、防犯上のリスクとして指摘される世代の構造です。

このため、ピッキング防止機能を備えた高セキュリティの鍵への交換をご提案しました。新しい鍵は不正アクセスに対する耐性が高く、オフィスのセキュリティを大幅に向上させることができます。

オフィス用の高セキュリティ鍵には、複数の選択肢があります。ディンプルキー方式(MIWA PR、JN、DN、GOAL V18など)、登録カード式の合鍵作成制限機構、ICカード式電子錠、テンキー式電子錠、生体認証式電子錠などです。オフィスの規模、用途、予算感、運用方針に応じて、最適な方式を選定します。

機密情報を扱うオフィスでは、合鍵の管理が特に重要な要素となります。登録カード式のシリンダーは、合鍵作成時にメーカー発行のセキュリティカードを提示しないと正規ルートでの複製ができない仕組みで、無断複製のリスクを大幅に下げます。退職した社員が合鍵を保持していた場合のリスクや、社外で合鍵が複製されるリスクを最小化できます。

鍵交換作業では、既存の鍵を慎重に取り外し、新しい鍵システムを取り付けました。この過程で、ドアの構造を損なわないよう細心の注意を払いました。オフィスビルの扉は、住宅用と比べて重量があり、防火扉や耐風圧扉などの特殊仕様が採用されているケースもあります。扉本体への加工は最小限にとどめ、既存の取り付け穴を流用する形で対応するのが基本となります。

新しい鍵の取り付けが完了した後、オフィスの管理者に新しい鍵の操作方法と、セキュリティ上の注意点を説明しました。オフィスの鍵管理では、複数の社員が関わる運用となるため、管理者だけでなく実際に使用する社員への周知も重要となります。

セキュリティ上の注意点としては、合鍵の管理ルール、紛失時の報告手順、鍵の貸し借りの記録、退職者からの鍵回収の徹底、定期的な鍵の使用状況の確認などが含まれます。これらをマニュアル化して社内で共有することで、属人的な管理に頼らない仕組みを構築できます。

オフィスのセキュリティは、シリンダー単体の防犯性能だけでなく、運用ルールの整備と社員の意識付けが組み合わさって初めて機能します。最高グレードの鍵を取り付けても、合鍵が無秩序に複製されていたり、紛失の報告が遅れたりすると、防犯性能は実質的に低下します。物理的なセキュリティと運用ルールの両輪で、機密情報の保護を実現していくことが、オフィス管理の基本となります。

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