中野区東中野のアパート|鍵が抜けなくなったシリンダーをケース洗浄で50分復旧

サービス内容
鍵開け
作業内容・修理箇所
ドア
ご依頼地域
中野区 東中野
作業時間
50分

お客様からのご依頼

玄関ドアの鍵が抜けなくなってしまったとのことで、鍵抜きと開錠作業のご相談の入電がありました。お客様は最初、自力で鍵を引っ張り出せないものかと触っていたところ、余計に深くはまってしまったとのことでした。

鍵が抜けなくなる症状は、シリンダー内部のピンが鍵山と正しく噛み合わない状態で動かそうとした際に発生しやすくなります。鍵を回した位置で止まったまま抜けなくなる、挿し込みは深くできたものの一定の位置から進まない、といったパターンがあります。本人が「引っ張り出せばいけるかも」と力を加えると、鍵が変形したり、シリンダー内部のピンを傷つけたりして、状況がさらに悪化します。

事態が悪化しないように、そのままの状態でお待ちくださいとお伝えし、急いで中野区東中野のアパートへ向かいました。30分後に到着し、お客様と合流しました。鍵が挿し込まれたままなので、玄関の前にいらしたご様子でした。

鍵は強く引き抜こうとしたため、すでに変形していました。鍵山の先端が折れ曲がっていたり、鍵の本体に微細なねじれが生じていたりすると、シリンダー内部のピンとの噛み合わせがさらに悪化し、結果としてさらに抜けにくくなる悪循環に陥ります。

このまま鍵を回すと折れてしまう可能性が高く、シリンダー錠ごと分解して、鍵を抜き出す作業を行うことにしました。シリンダーを錠ケースから取り外せば、シリンダー内部のピンに対する操作の自由度が大きく上がり、鍵を傷つけずに引き抜くことができます。シリンダー単体での作業のほうが、鍵穴に挿さった鍵を慎重に取り出すには有利になります。

シリンダーを取り外して内部の状態を確認したところ、かなり劣化していたのと、塵や埃などの細かいゴミが詰まっていたのもあり、鍵が抜けなくなってしまった原因だと推測できました。シリンダー内部は精密な機構であり、鍵を抜き挿しする際に微細な塵が一緒に運び込まれることで、長年の使用の間に徐々に蓄積していきます。蓄積した塵が、ピンの動きを妨げ、鍵山とピンの正確な噛み合わせを阻害する状態に至ります。

ケースの洗浄を行い、鍵を無事に抜き出すことができました。シリンダー内部の各ピン、スプリング、回転部分の汚れを専用のクリーナーで除去し、表面の油分や水分を完全に拭き取った後、鍵穴専用の乾式潤滑剤を適量塗布して再組み立てを行いました。家庭用の一般潤滑剤(CRC-556など)はシリンダー内部には適さないため、必ず鍵穴専用の乾式タイプを使う必要があります。

作業は50分で完了しました。折れずに済んだものの、鍵はいびつな形になってしまったので、スペアキーを使用し、数か月に一度は掃除も行うようにしますとのことでした。シリンダーの定期的なメンテナンスは、突発的な故障を予防する有効な手段です。エアダスターで内部の塵を吹き飛ばす、鍵穴専用の潤滑剤を年に1〜2回注入する、といった習慣で、シリンダーの寿命を大きく延ばすことができます。

変形した鍵を使い続けると、シリンダー内部のピンを徐々に傷つけ、最終的にシリンダーごとの交換が必要になることもあります。鍵山が曲がった、変形した状態に気づいた段階で、新しい鍵をスペアキーから複製しておくか、シリンダーごと交換を検討するほうが、長期的には有利な選択となります。

ご依頼いただきありがとうございます!

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