侵入被害の疑いからディンプルキー+スイッチ式サムターンへ交換

サービス内容
鍵交換
作業内容・修理箇所
ドア
ご依頼地域
世田谷区 祖師谷
作業時間
35分

お客様からのご依頼

緑が多くゆったりした雰囲気の流れる街、東京世田谷区祖師谷大蔵の駅付近のマンションにお住まいのお客様から、鍵交換を至急対応してほしいというご相談をいただきました。

声が震えているようにも聴こえ、なるべく早く現地に来てほしいとのことでしたので、すぐに向かえる作業員が現場へ向かいました。鍵交換の依頼で、依頼者の声に明らかな緊張や不安が含まれている場合、通常の防犯対策としての交換ではなく、何らかの具体的な不安事態が背景にあることが多くなります。

20分後、お客様はドアに寄り掛かるようなお姿でお待ちでした。屋外で長時間立ち続けるよりも、ドアに寄りかかって作業員の到着を待つ姿勢は、心理的な疲労が蓄積している様子を示していました。

何でも家に入ったけれど何かいつもと様子が違うという、「違和感」を感じたそうです。クローゼットにかけていた服が落ちていたり、インテリアの配置が若干移動しているような気がするとのことでした。

侵入被害の典型的なパターンとして、犯人が現金や貴重品を物色した痕跡が、住人の日常的な配置記憶との微妙なずれとして残ることがあります。明らかな盗難や荒らしの形跡があれば一目で分かりますが、巧妙な侵入では、住人が後から気づくレベルの「何かおかしい」という違和感だけが残るケースもあります。

とにかく何となく気持ちが悪いとのことで、鍵を新しいものと交換して、この不安を解消したいとのことでした。物理的な被害の有無に関わらず、「自分の住空間が誰かに侵入されたかもしれない」という疑念は、その後の生活に大きな心理的影響を残します。鍵交換は、こうした不安を物理的に断ち切る具体的な手段の一つとなります。

一人暮らしなので、セキュリティの高いディンプルキータイプをご希望でした。今お使いの鍵はMIWAのU9で、ピッキング不可とはなっているものの、形状として何となく不安になるからとおっしゃっており、丸い小さな穴がポコポコと空いたディンプルキータイプと交換いたしました。

MIWA U9はギザ鍵タイプとしてはピッキング耐性が比較的高い構造ですが、ディンプルキーと比較すると一段階低いグレードに位置します。U9でも防犯性能としては一定のレベルが確保されていますが、視覚的にも防犯性が伝わる「ディンプルキー」への切り替えは、心理的な安心感の回復という意味でも有効な選択となります。

また、不正開錠防止として、MIWA スイッチ式防犯サムターン B5型に交換しました。スイッチ式防犯サムターンは、サムターン(扉内側のつまみ)の根元に切り替えスイッチが設けられた構造で、スイッチを押し込んだ状態でないと回転しない仕組みです。

サムターン回しは、ドアスコープや郵便受けから工具を挿入してサムターンを直接回す不正開錠手法で、シリンダー側を強化しても扉内側から開けられるという侵入経路として知られています。スイッチ式防犯サムターンは、この手法に対する物理的な対策で、外部からの工具操作だけではスイッチを押し込めない構造により、サムターン回しを実質的に無効化します。

シリンダー側の防犯強化(U9からディンプルキーへ)と、サムターン側の防犯強化(通常サムターンからスイッチ式へ)を同時に行うことで、不正侵入に対する複数の経路を同時に塞ぐ形となりました。一人暮らしの女性が安心して生活できる環境を取り戻すための、具体的かつ複合的な対策となりました。

ご依頼いただきありがとうございます!

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