
車のドアがインロックされてしまったとき、とても焦ってしまいますよね。本記事ではインロックがかかってしまって車のドアが開かなくなってしまったときの対処法について解説します。場合によってはその場ですぐに開けられることもあるので、それを参考に冷静な対応をしましょう。車鍵開けの方法については、あわせてこちらの記事もご覧ください。
インロックとは?
そもそもインロックとは何かということを知らない人も多いでしょう。インロックとは、車のドアを内側から施錠することを指し、外部からの不正な侵入を防ぐ役割を果たします。これにより、駐車中や停止中の車内の安全性が向上します。インロックの仕組みは車種によって異なる場合がありますが、一般的にはドアを開ける際にはインロックを解除する必要があります。
インロックの定義と種類
車のセキュリティにおけるインロックとは、内部から施錠する仕組みのことを指します。ドアを施錠することで不正侵入を防ぎ、車内の安全を確保する役割があります。
インロックの種類には、一般的な「手動式」と、最近の車種に一部搭載されているキーレスエントリーシステムなどの「電子式」があります。手動式のインロックは、ドアノブやドアパネルにあるロックスイッチを手動で操作することで施錠されます。一方、電子式のインロックは、リモコンやキーレスエントリーシステムを用いて、ボタンを押すことで施錠が可能です。
よくあるインロックの原因
最近の車はセキュリティが高度になっていますが、それでも何らかの理由でドアがインロックしてしまうことがあります。よくあるインロックの原因を以下に示します。
①キーが車の中にある状態でロックをかけてしまった
②キーの故障:キーが劣化している場合やバッテリーが切れている場合、インロックの原因になることがあります。
③車内での操作ミス:ドアのロックボタンを誤って操作したり、乗員が子供など操作をしてしまった場合もあります。
そのほかに、挙動不良になったドアロックやセントラルドアロックシステム、または電子キーが認識されないことが挙げられます。ドアロックの故障は経年劣化によるものであることが多く、セントラルドアロックシステムは接続不良や部品の損傷が主な原因として考えられます。また、電子キーを押しているのに開錠できない場合には、バッテリーの消耗やセンサーの故障などが考えられます。
これらの原因によってインロックが発生することがあります。車をロックする際は、キーの位置や状態を確認し、操作を慎重に行うことが大切です。
日常生活での要因
日常生活での要因には、忙しくて集中力が散漫している状況や、子供やペットのお世話をしている際に誤ってインロックすることが挙げられます。また、急いでいる時やストレスがたまっている時には、不注意によってインロックしてしまう可能性が上がります。さらに、運転中に電話やメッセージに気を取られていると、キーの操作ミスが起こりやすくなります。
これらの日常生活の要因から、車のインロックを誤ってしまう可能性があることを認識し、慎重な行動が求められます。もしもの時に備えて、迅速かつ冷静に対処できることが大切です。
インロックの開け方
インロックの開け方は、車のモデルやメーカーによって仕様が異なったり、自力でやるか業者へ依頼するかによっても解決法が異なります。本項では、自力でやる場合と業者へ依頼する場合の2つに分けて解除方法をいくつかご紹介します。
自力での解決方法
自力での解決方法はいくつかあります。しかし、無理に行おうとすると車が傷ついたりしてしまうこともあるので、あくまで無理のない範囲で行いましょう。
スペアキーを使う
スペアキーがあれば、簡単にインロックを解除できます。スペアキーは車の中には保管せず、常に別の場所に置いておくことが重要です。
ハンガーや紐を使う
ハンガーや紐を使ってロックを解除する方法もありますが、車を傷つけるリスクが高いため、慎重に行う必要があります。
テニスボールを使う
テニスボールを使って空気圧でロックを解除する方法もありますが、成功率は低く、車を傷つける可能性もあるため、あまり推奨されません。
鍵の専門家へ依頼する方法
インロックの解除がうまくいかない場合、専門家に依頼するのが確実です。専門家に頼めば、車を損傷させずに安全にインロックを解除してくれます。相談先の業者として、鍵屋やロードサービスを行っている会社が挙げられます。次にそれぞれの特徴やメリットをご紹介します。
鍵屋に依頼
鍵屋に依頼すると、迅速かつ安全にインロックを解除してもらえます。鍵屋は専門的な知識と道具を持っているため、車を傷つけることなく解除が可能です。鍵のプロなので、開錠までの作業時間も短く、即日対応してくれるところもあるため、最も気軽に頼めるというメリットがあります。
ロードサービスの利用
契約しているロードサービスを利用することで、プロのスタッフがインロックを解除してくれます。24時間対応のサービスも多いため、緊急時に安心である一方、ロードサービスを契約していない方が利用しようとすると、利用できないもしくは料金が割高になってしまうこともあり得ます。
インロックを開けようとして、やってはいけないこと
車のドアがいきなりインロックされてしまうと、焦って強引な方法で開けようとする方も多くいらっしゃいますが、下記のような方法は絶対に避けましょう。
こじ開ける方法
車のドアをインロック解除する際には、こじ開ける方法は避けましょう。無理に力を加えると車体やドアに傷がつく可能性があります。また、車のセキュリティシステムにも影響を与えることがあります。安全を最優先にし、専門家に依頼することが重要です。
窓を破壊する方法
車のドアがインロックされてしまったとき、子どもやペットが社内に取り残されてしまったからと車のドアを無理やり割って開けようとする方がしばしばいますが、この方法は最終手段として考えるべきです。窓を破壊することで中の子どもやペットがケガを負うリスクや車体への損傷を招く可能性があるため、冷静にそこまでする緊急性があるのかよく確認することが必要です。もし、窓を破壊する際には、安全ゴーグルや手袋などの保護具を着用し、周囲の安全を確保しながら行うことが大切です。また、緊急時に備えてガラスを破壊する道具を車内に常備しておくことも考えると良いでしょう。
インロックを防ぐための対策
車のセキュリティを守るためには、インロックを防ぐ対策がとても重要です。まず、車を鍵付きのガレージやセキュアな駐車場に停めることが重要です。鍵をかけ、窓を閉めることで、不正侵入を防ぐことができます。また、セキュリティシステムを搭載した車を選ぶことも有効です。盗難警報装置やGPSトラッキングシステムなどを備えた車は、万が一の際にも安心できます。さらに、車内に貴重品を置かないことも大切です。見える場所に貴重品を置いておくと、不正侵入の誘因となります。車のセキュリティを守るためには、予防策をしっかりと講じることが大切です。
スマートキーの管理方法
車のセキュリティシステムとして利用されるスマートキーは、正しく管理することが重要です。まず、スマートキーを紛失しないようにするためには、常に特定の場所に保管する習慣を身につけましょう。例えば、家の玄関にあるキーボックスや専用の置き場所など、定位置を決めておくことで紛失を防げます。
次に、スマートキーには機密性が高い情報が含まれているため、第三者に渡さないように注意しましょう。他人に貸し借りする際は、信頼できる相手であっても、取り扱いには細心の注意を払いましょう。
さらに、スマートキーが盗難や紛失した場合に備えて、車両メーカーからの再発行やリモートロック機能の利用方法を事前に把握しておくことも重要です。万が一のトラブルに備えて、スマートキーの管理方法をしっかりと把握しておきましょう。
スペアキーの適切な保管
車のスペアキーを適切に保管することは、車のセキュリティを守るために非常に重要です。まず、スペアキーは家の中など、車から遠く離れた安全な場所に保管しましょう。車の近くに置いてしまうと、泥棒にとって簡単なターゲットとなってしまいます。
次に、スペアキーには誰にも知られないような隠し場所を用意することが重要です。アクセスしやすい場所ではなく、予期せぬ緊急時に備えて、確実に保管しましょう。さらに、スペアキーには防犯対策を施すことも考えましょう。例えば、鍵をかけた保管ボックスやロック付きの収納場所を使用することで、スペアキーを盗難から守ることができます。スペアキーの存在を知る人を限定し、慎重に取り扱うことも重要です。これらの対策をしっかりと講じることで、車のセキュリティを守ることができます。
まとめ
車のドアがインロックされた際、多くの方は焦ってしまいがちですが、冷静になって状況を確認することが最も重要です。その上で、必要ならなるべく早く鍵の専門家へ相談することをお勧めします。専門家へ依頼すれば、自力で開けようとして斜体に傷をつけてしまうなどの状況も防ぐことができます。
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