ハプニング対応

今日はちょっとしたハプニング対応。杉並区下高井戸のマンションで、住人が玄関の鍵を部屋の中に置いたままドアを閉めてしまったというSOSが入りました。日曜日の午前中だったので、比較的ゆっくりしていたところでしたが、急いで現場に向かいました。

現地に到着すると、依頼者の方はドアの前で困り顔。少し焦っている様子だったので、まずはリラックスしてもらうために状況を詳しく聞きました。シリンダー錠の玄関ドアで、特に特殊な鍵ではなかったため、作業自体は問題なさそうでした。

早速、道具を取り出して作業開始。ピッキングツールを使って慎重に鍵穴に差し込み、内部のピンを感じながら少しずつ動かしていきます。数分後、カチリと鍵が回る音がしてドアが開きました。依頼者の方はホッとした表情で「本当にありがとうございます！助かりました」と言ってくれました。

ドアが開いた後、中に入る前に簡単に鍵の動作確認を行いました。特に問題はなかったので、依頼者には予備の鍵の管理方法についてアドバイスしました。例えば、信頼できる友人や家族に予備の鍵を預けることや、玄関近くに隠さないことなどです。依頼者は「いいアイデアですね、考えてみます」と納得してくれました。

今回の作業は、特に技術的な難易度は高くなかったですが、依頼者の安心を取り戻すための迅速な対応が求められました。鍵屋として、日常のちょっとしたトラブルにも対応できるよう、常に準備を怠らないことの重要性を感じました。

これからも、依頼者の生活の中での安心と安全を守るために、技術を磨き続けていきたいと思います。依頼者の笑顔を見るたびに、この仕事のやりがいを再確認します。どんなトラブルでも、頼りになる存在でありたいですね。