杉並区堀之内の戸建て|地震でずれたダイヤル式金庫を破錠開錠で40分対応

サービス内容
金庫の鍵開け
作業内容・修理箇所
金庫
ご依頼地域
杉並区 堀之内
作業時間
40分

お客様からのご依頼

金庫の鍵開けについてのご相談を受け、ご予約の形で杉並区堀之内の自宅へ向かいました。40分後、一戸建ての住まいに到着しました。

住人によれば、これまでダイヤル番号を固定の位置で止めるようにしていて、すぐに金庫が開けられる状態にしていたとのこと。ところが、ある時の地震で物が落ちてからか、特にいじった覚えがないのに番号が合っているはずなのに開かないとお困りのご様子でした。

ダイヤル式金庫を「ある程度ダイヤルを合わせた状態で固定しておく」運用は、利便性を優先したい家庭で見られる方法です。ただし、本来のダイヤル方式は、毎回ゼロからダイヤルを回して暗証番号を合わせる前提の設計になっており、半開きの状態で長期間放置する運用はメーカーが想定していない使い方になります。

住人のおっしゃる通り、金庫は衝撃や振動で設定がずれてしまったり、ロックがかかったような状態になることもあります。特に地震のような強い揺れを受けると、ダイヤル内部のディスクの位置がわずかにずれ、本来揃っていたはずのシアラインが微妙にずれて、結果として開錠できなくなるケースがあります。

長いこと使っている金庫の場合、こうしたずれに加えて、内部のディスクやスプリングの経年劣化も同時に進行している可能性があります。摩耗が進行した内部部品が、衝撃をきっかけに本来の位置から外れて、復帰しなくなるパターンです。

金庫の中に閉まっているものをすぐに使いたいとのことで、現場で開錠作業を開始することになりました。ダイヤル式の場合、聴音や手感覚でディスクの位置を読み解いて元の番号を再現する方法と、ロック機構に直接アクセスする破錠開錠の方法があります。今回は緊急性と確実性を踏まえて、破錠開錠で進める方針となりました。

破錠開錠は、ダイヤル機構の周辺、または鍵穴の近くにドリルで小さな穴を開けて、内部のロック機構に直接アクセスする手法です。穴を開ける位置は、金庫のメーカーと型番ごとに異なる内部構造を踏まえて選定する必要があります。位置を誤ると、ロック機構ではない箇所に穴が空くだけで開錠には繋がりません。

今回の金庫の型番から内部構造を把握した上で、適切な位置にドリル穿孔を行い、内部のロック機構を直接解除する形で開錠を進めました。家庭用金庫は防盗金庫(業務用の高セキュリティモデル)に比べると外装の鋼板や耐火材が薄いため、ドリル作業の進行は比較的速くなります。

作業開始から40分後に開錠が完了しました。住人は中身の取り出しができ、金庫トラブルから解放される結果となりました。穿孔した穴は専用のパテで補修すれば、引き続き金庫として使用可能ですが、防犯性能は低下します。今後の運用としては、ダイヤルを半開きで固定する使い方ではなく、毎回ゼロからセットする本来の使い方に戻すか、別の金庫に交換するかを検討する形となりました。

ダイヤル式金庫を長期間使う場合の運用ポイントとして、ダイヤルは毎回ゼロにリセットして使うこと、暗証番号は記録媒体を分けて複数箇所に控えておくこと、定期的に開錠テストを行って機構の動作を確認すること、地震や引っ越しで強い衝撃を受けた後は早めに動作確認をすることなどが挙げられます。これらの習慣で、急なトラブルの発生確率を下げることができます。

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