庭埋設のスペアキー紛失からMIWA JNディンプルキーへ防犯強化

サービス内容
鍵開け
作業内容・修理箇所
ドア
ご依頼地域
中野区 中野坂上
作業時間
50分

お客様からのご依頼

いざという時のために庭に家の玄関の鍵を埋めていたというお客様。鍵を紛失したので庭を探したものの、目印にしていた場所からも見つからないとのことで、ホームページを見てご連絡をいただきました。場所は中野区中野坂上で、すぐに作業員が向かうことになりました。

「家の周りにスペアキーを隠しておく」という習慣は、緊急時の備えとして昔から行われてきた方法ですが、防犯の観点からは推奨されない手法でもあります。庭の植木鉢の下、玄関マットの裏、ポスト、外置きの物置の中など、定番の隠し場所は侵入者にとっても定番のチェック箇所になっており、鍵を見つけられるリスクが高くなります。今回のようにご本人が場所を忘れて見つけられなくなるケースも実際に発生します。

住人は近所の公園にいらっしゃるとのことで、家付近に到着したタイミングでご連絡し、玄関前で合流する流れとなりました。25分後に到着し、玄関の扉を調査していきました。扉の状態を確認したところ、上下2か所に鍵が取り付けられており、同じ鍵で両方開けられる「同一キー仕様」になっていました。ワンドアツーロックは防犯対策として推奨される構造ですが、鍵を紛失した場合は両方とも影響を受ける形になります。

状況を整理すると、紛失したスペアキーは庭に埋めていた状態から行方不明になっており、誰かに掘り出されて持ち去られた可能性も完全には否定できません。さらに、メインキーも紛失している(あるいは家の中にしかない)状況でした。防犯面のリスクを踏まえて、住人とご相談の結果、鍵開けと併せて新しい鍵への交換を行う方針となりました。

選定したのは、高性能のMIWA JNディンプルキーでした。MIWA JNは、PRシリンダーをさらに改良した上位グレードのシリーズで、ピンの配置を4方向に配置した4ウェイマルチピンタンブラー構造を採用しています。ピッキング耐性が極めて高く、CP認定を取得した代表的なシリンダーの一つです。

JNシリンダーの構造的特徴は、ピンを4方向(上下左右)に配置することで、不正開錠の手法に対する耐性を多角的に高めている点にあります。従来のディンプルキーが上下方向(または上下+1〜2方向)のピン配置だったのに対し、JNは4方向すべてにピンを配置することで、ピッキング工具の操作方向に対しても複合的な抵抗を生み出す構造になっています。

合鍵作成にもメーカー登録カードによる規制があり、登録されている所有者以外は正規ルートでの複製ができない仕組みです。紛失した旧鍵が誰かに拾われていたとしても、新しいJNシリンダーへ切り替えた以上、その旧鍵は完全に無効化されます。

作業は、上下2か所のシリンダーをそれぞれJNに交換する形で進めました。同一キー仕様も維持し、1本の鍵で上下2か所のロックを開閉できる利便性も継承しました。動作確認まで含めて、玄関の防犯性能は大きく向上した状態となりました。

住人からは、今後は子鍵を庭に埋める運用はやめるとのお言葉をいただきました。スペアキーの保管方法としては、家族や信頼できる近隣の人に預ける、自宅の屋内の決まった場所に保管する、専用のキーボックスを暗証番号付きで設置する、といった方法のほうが、紛失リスクと防犯リスクの両面で優れた選択肢となります。

ご依頼いただきありがとうございます!

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