お客様からのご依頼
朝の7時頃に、杉並区荻窪の一戸建てにお住まいの方から、家で使用している鍵が古くなってきたので鍵交換を希望しているというお問い合わせをいただきました。玄関のドアと食器棚の鍵を両方新しくしたいとのことでしたので、まずは現地見積もりから伺うことになりました。
鍵交換のご依頼で「玄関と他の場所を同時に」というケースは、生活全体の防犯意識が高まったタイミングで発生することが多くなります。玄関だけでなく、室内の収納や貴重品保管場所まで含めて鍵を見直すことで、家全体のセキュリティを底上げできます。今回もそうした総合的な見直しの一環でした。
玄関と食器棚それぞれの鍵は、3、4年前に交換した経緯があるとのこと。使用頻度が高い箇所で、特に玄関は1日に複数回開閉されます。食器棚も用途によっては毎日のように開閉される箇所で、いずれも消耗が進みやすい位置にあります。3、4年経過すれば、ディンプルキータイプでも鍵山の摩耗やシリンダー内部の動作にわずかな違和感が出始める時期に入ります。
食器棚の鍵については、住人にこだわりがありました。コレクションや来客用に大切に保管している食器があり、また、小さなお子さんが興味本位で開けて食器を出してしまわないように、しっかりとした鍵で保管したいというご要望でした。食器棚用の鍵は、玄関鍵ほどの防犯性能は不要ですが、子供のいたずら防止と日常的な利便性の両立が必要になります。
玄関の鍵については、MIWAのKABAを選定しました。MIWA KABAは、ディンプルキー方式の高セキュリティシリーズで、内部にピンを複数方向に配置した構造を持ちます。KABAはスイス発祥のメーカーで、日本ではMIWAとライセンス契約を結んでKABAブランドのシリンダーを展開している経緯があります。世界的にも防犯性能の高さで知られるブランドで、空港、政府機関、銀行など高セキュリティ施設での採用実績も豊富です。
食器棚の鍵については、uxcellの引き出し錠を選定しました。uxcellは家具用の小型錠前を幅広く扱っているブランドで、家具のサイズや扉の厚みに合わせて多様な製品を選べます。引き出し錠は、小さなシリンダーと簡易的なロックバーで構成されており、防犯性能は玄関錠ほどではありませんが、子供のいたずら防止や軽い盗難抑止には十分機能します。
取り付け作業は、玄関のKABAシリンダー交換から開始しました。既存シリンダーを取り外し、新しいKABAシリンダーをセットして固定し直す手順で、シリンダー単体の交換で対応が完了しました。続いて食器棚の引き出し錠の交換に移り、こちらも既存錠を取り外して新しいuxcell引き出し錠を取り付けました。家具用の錠前は、扉本体への加工が必要なケースもありますが、今回は既存の取り付け穴と互換性のある製品を選定したため、追加加工なしで取り付けが完了しました。
2か所合わせて鍵交換は40分で完了しました。玄関と食器棚という性質の異なる箇所をまとめて対応することで、移動と段取りのロスがなく、作業効率の良い対応となりました。家全体の鍵を一度に見直すアプローチは、防犯意識の高い住人に向いた発想で、コレクションや貴重品を持つ世帯では特に有効な選択肢と言えます。
杉並区の作業事例








