お客様からのご依頼
戸建てにお住まいのお客様から、今使っている鍵を交換した方が良いかどうかについてのご相談を受けました。数日前にご主人が鍵を紛失してしまい、その時は数時間後に交番に鍵が届いていたため一時的には解決していましたが、心配症の奥様が「鍵を新しくした方が良い」と話してきたとのことで、改めてお問い合わせをいただいた経緯でした。
鍵が見つかったとしても、その間に第三者の手に渡って合鍵が作られている可能性、住所が割れている可能性などはゼロではありません。交番に届くまでの数時間の間に、誰がその鍵を手にして何をしたかは確認のしようがありません。心配症の方ほど、こうしたリスクが頭から離れず、結果として鍵交換で精神的な区切りをつけるという判断に至るケースは多くなります。
ちょうどお問い合わせのタイミングで、同じエリアで別の鍵案件を対応中の作業員がいたため、その作業を完了次第現地に向かってもらう段取りで進めました。
現地で玄関を確認すると、鍵は上下2か所に設置されており、同じ1本の鍵で開けられる同一キー仕様になっていました。ワンドアツーロックの構造は、不正侵入に対する物理的な抵抗時間を延ばす効果が高く、防犯対策として広く推奨されています。鍵が同一キー仕様であれば、住人の利便性も損なわれません。
奥様の心配のお気持ちを汲み取り、ディンプルキーで防犯性が高い鍵への交換をご提案しました。選定したのは、MIWA PRシリンダーでした。PRは、ディンプルキー方式の高セキュリティシリーズの中で、防犯性能とコストのバランスが取れた人気の高い製品です。CP認定相当の性能を持ちながら、JNやDNといった上位グレードよりは価格を抑えられます。
PRシリンダーの主な特徴は、複製が困難な鍵形状とリバーシブルキー仕様です。鍵表面に複数のくぼみを設けたディンプルキー形状は、複製にメーカー登録のセキュリティカードが必要な仕組みになっており、無断複製のリスクが大幅に下がります。さらに、鍵の表裏どちらを向けても挿し込めるリバーシブル仕様のため、日常の使い勝手も従来のギザ鍵より向上します。
奥様は、複製が困難な形状とリバーシブルキーの利便性を気に入られ、PRシリンダーへの交換を決定されました。差し込みやすく使い勝手が良い鍵という点が、特に共感を得たポイントでした。毎日複数回使う玄関鍵では、操作の快適さは想像以上に日常の満足度に影響します。
取り付け作業は、上下2か所のシリンダーをそれぞれPRに交換する形で進めました。同一キー仕様も継承し、1本の鍵で上下2か所のロックを開閉できる利便性を維持しました。動作確認まで含めて、玄関の防犯性能は大きく向上した状態となりました。
住人からは、即日対応で作業員が実際に家に来て、玄関のドアの厚みや鍵穴を見た上で具体的な鍵のご提案を受けられたことについて、ありがたかったとのご感想をいただきました。鍵交換の検討段階で迷われる方も多いですが、現場で実物を見ながら判断できる環境があると、決断のハードルが下がります。心配事を抱えている状況では、迅速な対応と分かりやすいご提案が、最終的な満足度を左右する重要な要素となります。
杉並区の作業事例








